スクワラン とは
スクワランとは
スクワランとは、深海にすむサメの肝油から精製したオイルです。太陽の光が届かない空気の少ない深海にすむサメは、浮き袋を持たないため、海水より比重の軽い油を肝臓にたくわえて浮力を得ています。また、大きな肝臓を持つことでわずかな酸素をすみずみまで行きわたらせ、深海という過酷な環境下でも生命を維持することができます。
スクワランの元であるスクワレンは、健康食品としても良く知られています。➡健康食品はこちら
スクワランの特徴
スクワランは人の肌にも含まれ、肌の構成成分のひとつとして欠かせない成分となっています。スクワランは水分や汗と混ざって皮脂膜になり、乾燥や紫外線から肌を守る天然の潤い成分でもあります。肌なじみが良く、毛穴を詰まらせないため、化粧品などにも多く使われています。
スクワランには、以下の特徴があげられ、女性から男性、赤ちゃんから高齢者まで、あらゆる方に適したオイルです。
- 酸化しにくい
- においなし
- 無色透明
- さらっとした感触
- 伸びが良い
皮脂量の減少
お肌の皮脂量は20代を過ぎたころから、減少していきます。うるおいが減少すると、小じわなどの乾燥トラブルの原因になるため、不足する油分を水分とともにスキンケアで日々補い、肌本来のうるおいを守ることが大切です。
スクワランオイルの使い方
スキンケアに
化粧水のあと、スクワランを1~2滴手のひらにとり、両手でなじませ、顔全体にやさしくなじませてください。赤ちゃんのベビーオイル・敏感肌の方にも安心してご使用いただけます。
ボディケアに
お風呂上りに、化粧水と混ぜるとのびが良くなり、ボディオイルとして体全体にお使いいただけます。乾燥が特に気になるひじやかかとには、オイルをそのままなじませてください。
スカルプ・ヘアケアに
洗髪後に少量を指先に付けて頭皮マッサージとして。ブラッシング後に少量をヘアオイルとして。
ハンド・ネイルケアに
化粧水で薄めてハンドケアに。ネイルケアとして指先、爪の生えぎわに。
妊婦のお腹のケアに
妊娠中はお腹が急激に大きくなります。オイルで柔らかい肌にして妊娠線予防に。産後のお腹のケアに。
よくある質問
油やけしますか?
スクワランは安定したオイルなので、酸化しにくく油やけの心配はありません。しかし、保管の際は、直射日光のあたらない所に保管をしてください。
低温で固まりますか?
スクワランが液体から固体に変わる温度は、マイナス38度です。通常の冬や冷凍庫では固まりません。マイナス38度になる場合は固まる可能性がありますので、その際は暖かい室内においておけば、自然に元に戻ります。
使用期限は?
未開封で3年ですが、開封後はワンシーズン(3~4ヶ月)をめどに、早めにご使用ください。開封後、数年たってしまった場合でも、ご使用いただける場合がありますが、心配な場合はご使用を控えてください。
男性や脂性肌でも使えますか?
男性や脂性肌のお肌の状態とは、肌の水分量が少なく乾燥しているため、皮脂を過剰に分泌してしまっています。余分な皮脂を取り除きつつ、水分と油分をバランスを良くするためには、化粧水で水分を補い、スクワラン(オイル)で水分を閉じ込めることが大切です。そのため、男性でも脂性肌の方でもスクワランはご使用いただけます。肌バリアを壊さないように優しい洗顔がおすすめです。